所在地:埼玉県三郷市
用途:集合住宅
主要構造:鉄筋コンクリート造
敷地面積:***㎡
建築面積:***㎡
延床面積:51.95㎡
団地5階のキッチン・リフォームである。
限られた施工範囲であるため、スペースの有効活用とインテリアとしての意匠性が求められた。
そこで、コスト面も考慮し、棚板の水平ラインを活かしたシャープな意匠を計画のポイントとした。
冷蔵庫・レンジフードの上部スペースを活用できるように、梁下に合わせた固定棚を、キッチンの間口一杯に設けた。その補強金物を利用し、棚柱を取付け、可動棚を1段設けた。固定棚の小口面は、リブ加工した無垢材を大手として貼り、厚み25mmの棚板とのバランスを図った。
キッチン正面壁は、5種類のタイルで構成された縦1列のユニットを全体的に貼った。一部タイルは、1列づつ向きを変え、均一さの中にアクセントとユーモアを与えた。タイル目地に合わせて、棚柱を埋め込み、可動棚を設けた。4段の棚板の水平ラインと格子状のタイルの目地が重なり合い、キッチンの壁に奥行き感を与えた。
システムキッチンは、冷蔵庫の色に合わせ、モノトーンを基調とした商品をお客様が選ばれた。そこで、新たに設けたステンレス製の笠木・レンジフードは、システムキッチンと一体化するように設計し、台所用換気扇・コンセントプレートも意匠性を考慮し厳選した。
固定棚下部に設けたダウンライト・スポットライトは、キッチンカウンターとコンロの手元灯としてだけでなく、棚・食器・タイル面を明るく照らし、光沢のある素材との効果もあり、インテリアとしての意匠性を高めた。
各所木部は、お客様ご自身が塗装し、モノトーンを基調としたキッチンに温か味を与えた。