都内に住む高校の同級生から、相談を受ける。茂原の実家のユニット・バス交換工事の見積書についてである。馴染みの地元リフォーム会社から提出された見積額が適正であるかどうか、不安なので、アドバイスが欲しいとのこと。
週末の時間を使い、工事の各工程を思い描き、工程表を仮に作り、必要な材料と職人の手間を算出し、コ―タロー版の見積書を作ってみた。比較してみたところ、地方のリフォーム会社ということもあり、材工の単価が低いことに驚いた。これは、社内に多能工を抱えていることが推測できる。特に、今回のような器具交換工事では、各工程の工事が終わり次第、すぐに次の工事に取り掛からないと、工期が掛かってしまう。特に水回りの工事は、住み手の生活に影響するので、短期間で終わらせたい。そのような背景から、生まれた社内体制なのだろう。
仕入れ値が推測できる私には、粗利額や粗利率の感じもだいたい分かった。見積書の項目構成、諸経費の割合も分かった。他社の見積書を見る機会はなかなかないので、とても参考になった。
同級生には、分析資料を送付し、「かなり良心的な会社で、比較的抑えた額の見積書である」と伝え、更に金額を下げるポイントについてアドバイスした。
設計やデザインといった付加価値を提供する以外、器具交換工事も生活者にとって重要なテーマである。今後、仕事を展開して行く上で、今回の経験を反映させ、サービス向上に努めていきます。


