由布院の別荘計画のために調べ物をしている。
大分県由布市は省エネ地域区分の5地域に属している。本州で言うところの、栃木、群馬、長野、福島と同じ地域である。冬の朝夕は気温が0度を切る。
そのため、暖房の考え方が、関東圏と異なる。関東圏では家庭用ルームエアコンで十分対応できるが、由布市では石油暖房機を併用しないと、足元が寒い。家庭用ルームエアコンだけでは、空気が温かいだけになってしまう。今年1月中旬に滞在した時も、その寒さを実感した。
ガス暖房と言う選択肢もあるが、ガスと灯油を比べると、ガスの方が高いらしい。だから、期間限定で利用する別荘の調理器具も、IHをお勧めしているという。
調べてみると、エコフィールという潜熱回収型石油熱源機があることが分かった。お湯を作る給湯器である。ファンヒーターに接続すると暖房器具になる。温水式床暖房にもなる。
栃木、群馬、長野の建物を設計する際の参考になった。