祭りの眼差し

みさと団地の祭り

今日から、みさと団地内でお祭りが開催される。

神輿を運ぶ掛け声や太鼓と笛の音で、外は何やらにぎやかである。

 

近所づきあいが希薄と言われるこのご時世だが、このような機会を通じて、微かなつながりを取り戻し、一体感を醸造する良い機会になっている。

 

屋台に乗る子供たちの目にはどんな風景が見え、のちに、どのように思い出されるのだろうか。

 

繰り返されるもの、大人から子供へ、人の営み、生活、生と死、

 

私は、お祭りの輪の中に入ることなく、不思議そうにその風景を眺めている子供だった。

大人になった今も、変わらず、同じ時間を生きている。