湯布院の別荘

現在、大分県由布市の別荘の設計を手伝っている。湯布院で別荘村の設計と管理を行っている知人からの依頼である。1月上旬に現地の様子を見に行ったので、周辺の環境や眺望の方向は何となく頭に入っている。

 

昨日の午前中、クライアントとの打合せを行ったということなので、午後から知人とのオンラインでの打合せを行った。外部の設計者の手伝いもオンラインでの仕事も、私にとって初めての試みである。

 

彼も設計者なので、お客様の望んでいるであろうイメージを言葉にしたり、方向性を示したりすることが出来る。こちらの提案も判断や取捨選択も出来る。いつもなら、私が接客するので、直接、お客様の望んでいる事を感じ取れる。今回は、彼を経由して、彼の言葉で感じ取るしか方法が無いので、最初は不安だったが、そうでもない事が分かった。

 

設計事務所に勤め始めた初期の頃は、代表が一人でお客様の対応し、まとめた議事録を説明してもらい、設計を進めていた事を思い出した。その時の関係に近い。

 

また、彼も私にとって一人のお客様であると捉え直すことで、気持ち的に楽に取り組めるようになった。普段よりグレードの高い仕様になるので、学び直す箇所が多々ある。浴室は石と檜を使った在来浴室、リビングには木製サッシ、暖房は石油給湯暖房、外構も力を入れる。

 

良い経験になるであろう。