温暖化と水害

ニュースから流れる西日本の豪雨の被害は、目を覆いたくなる光景ばかりである。

冠水したり倒壊している建物を見るたびに、自分が作った建物だったらと思うとパニックになりそうだ。

 

この豪雨は、地球温暖化と関係していると専門家は指摘している。

地球温暖化によって、気温上昇とそれに伴う水蒸気量の上昇が発生し、極端な豪雨が頻繁におこりやすくなるそうだ。

 

崩れた道路や擁壁、側溝から噴き出す雨水、冠水した住宅、裏山の土砂崩れに巻き込まれた建物、これらは全て法律や条例で決められた基準を満たし設計されたものである。

 

国の基準が変わるのには時間がかかる。

国の基準は最低基準だと考える必要がある。

 

設計者の判断が、ますます重要になってくる。