秋葉原駅から徒歩10分ほどの場所にあるアーツ千代田3331へ行ってきました。
かつて中学校だった建物を大規模改修で、よみがえらせた施設です。塀も取り払われ、かなりオープンな環境です。校庭は、公園として整備されています。
コータローが訪れた時は、近所の保育園児たちが元気に走り回っていました。
施設内には、大きなイベントスペースと複数のギャラリー、アートグッズショップ、フェアトレード雑貨屋、その他一般企業がテナントとして入っていました。入口近くには、カフェが工事中で、近々オープンする予定のようでした。
訪問の目的は、リノベーションまちづくりサミットの視聴です。
地域課題をビジネスを通して解決し、好循環や連鎖反応を生み出す活動が全国各地で行われています。その実践者の方々の生の声が聞ける貴重な機会です。
シンポジウムは3日間の開催となっています。11時からスタートし、昼休みをはさんで、4回/日。3つある各ブースで同時に行われるので、かなり盛りだくさんな内容。例えるなら、バイキング形式のレストランのような、自分で選んで楽しめるワクワク感がありました。
コータローは、初日14日に参加しました。
選んだテーマは次の4つになります。
リノベーションまちづくりと行政の新しい役割
リノベーションまちづくりと新しいツーリヅムの産業
リノベーションまちづくりと新しいエネルギー産業
リノベーションまちづくりと団地・郊外の未来
どのテーマの登壇者も、持続可能性について深く考え尽くしながら、静かに熱く活動しているようでした。
特に、コータローの印象に残ったのは、リノベーションまちづくりと新しいエネルギー産業の回に登壇されたNPO法人自伐型林業推進協会の中嶋健造氏の話でした。あまり耳にすることのない林業経営の健全なありかたについて語られていました。
コータローは食の世界にあこがれます。
音楽と似た、平和の象徴のように見えてしまいます。
美味しいかどうかに、知的な判断はいらず、文化の違いも発見があり、誰でも楽しめる世界だからです。
料理人が、地方の生産者と交流し、地域食材を活かし料理を作り、皆で食べるテレビ番組を見るたびに、このようなことをしたいと強く思います。
新鮮な食材を使い、今までにない料理を作り、皆で食事を楽しむ。
これを家づくりでもしたい。
中嶋氏の話の中に、美味しい家づくりにおける「新鮮な食材」のヒントを感じました。
あの日のご馳走を目指して。
NPO法人自伐型林業推進協会 http://jibatsukyo.com
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