お客様の声_三郷団地S改修


Q:リフォームしてみて、一番の感想は何でしょうか?

 

A:住み心地が良く、アースカラーに塗った壁に、古いレコードジャケットを飾ってみたところ、見た目が良く、父は毎日眺めて楽しんでいます。レトロカラ―の天井と年代物の古書もマッチし、廊下と玄関も明るく日差しが入り、お陰さまで、予想よりずっと良い家になりました。ありがとうございました。

 

 

Q:設計事務所に相談することに不安はありましたか?

 

A:設計料が発生し、予算的に難しいと思っていました。間取りを変えるつもりはなく、今回の工事はリフォームに該当するので、当初はリフォーム屋に相談していました。しかし、団地は作りが特殊であることを理由に、断られる経験を何回もしました。そこで、コ―タローさんは団地に住んでいる建築士なので、団地の作りや改善点を理解しており、詳しいと思ったので、相談することにしました。

 



Q:設計申込の決め手は、何ですか?

 

A:セルフ・ビルドを通して、息子に社会経験をさせることが、もう一つの目的でした。それが出来るのは、コ―タローさん以外ありませんでした。コ―タローさんは、ローコストが得意であることと、セルフ・ビルドをサポートしてくれることを、HP上に明記しているので、お願いすることにしました。普通の会社だったら、別途費用が発生したと思います。リフォーム屋・工務店に相談すると、古い給水管を全部取り替えることを勧められました。現実的でない提案で、考え方が合いませんでした。

 



Q:当初予定していた「畳をフローリングにする工事」「押入れを作り直す工事」は、予算の都合上、実施しませんでしたが、いかがでしたか?

 

A:畳のままで、良かったです。全面フローリングと違い、色んな部屋があって楽しいです。模型で見た時は、全面フローリングがオシャレでスタイリッシュに思えていました。今考えると、面白さに欠ける気がします。昭和レトロというコンセプトに切り替えられたのが良かったです。古い部分と新しい部分が上手くミックスされ、面白い住いになったと思います。

 

 



Q:打合せのために模型を用意しましたが、判断材料になりましたか?

出来上がったものと比べて、違いはありますか?

 

A:模型に色紙が貼られていたので、息子でも配色のバランスを確認することが出来ました。家具や人も置かれていたので、使い方やスケール感をイメージしやすかったです。

 

 

 

Q:模型や図面でイメージしていたものと、出来上がったものとの違いはありますか?

 

A:模型では、全体的に白がベースでスタイリッシュという印象でしたが、実物はもっと暖かみがあります。昭和レトロというイメージは、セルフ塗装をやっているうちに気付きました。

 

 

 

 



Q:打合せを進めていく中で、分かったこと、発見したことはありますか?

 

A:団地の部屋は寒いので、内窓を設けたいと思っていました。今住んでいる戸建住宅に採用し、快適になったからです。しかし、団地の場合、室内側に出っ張ったり、窓枠の奥行が小さく、簡単に取付出来ないことが、分かりました。

 

 

 

Q:打合せは、実物が無い状態で進みますが、判断が難しいと感じた点はありますか?

 

A:図面を見るのは、もともと好きでした。しかし、平面図から実物をイメージすることは難しかったです。

 



Q:セルフ塗装工事をやってみた感想は?

 

A:住いに愛着が沸きました。自分が住んでいた訳ではなく、長い間、放置されていたので、愛着が全くありませんでした。しかし、セルフ塗装工事を通して、自分たちで作り上げたという実感があります。家族の間でも、「ここは私が塗ったんだよ」という会話が生まれましたくらいです。

 

息子は収納BOXを組み立てたことで、電動ドリルを購入し、自宅のTV台を直したりしています。今では、外で足場仕事をしている職人を見ると「怖くないのかなあ」と意識が向くようになりました。セルフ塗装工事に出かけるときは、「仕事に行くぞ」と息子に声をかけていました。働くことがどんなことなのか少し分かったと思います。リフォームで、お部屋を綺麗にするだけでなく、色々学びました。良い経験でした。

 

 

 



Q:予想と比べて、セルフ塗装工事はどうでしたか?

 

A:以前から、DIYで部屋を綺麗にしている方の動画を色々視聴していました。しかし、完成時は良く見えますが、使い続けた場合の視点が欠けているように思いました。畳の上に、クッションフロアーを敷くやり方が紹介されていましたが、通気性が悪く、ダニの発生を助長するのではないかと思いました。

 

自分たち以外の専門家の意見が聞けたことが良かったです。柿渋といった選択肢もありませんでした。無垢材の魅力を引きだしてくれる塗料でした。本当の木という感じがします。複合フローリングの光沢感がカッコ悪く感じるようになりました。

 



 Q:セルフ塗装工事で、苦労した点は何ですか

 

A:塗装する前、マスキングテープを貼ったり作業が大変でした。他の所がキレにできているので、バランスが崩れないように、頑張って取り組みました。

 

 

Q:出来上がってみて、分かったこと、気づいたことは何ですか?

気にっている所はどこですか?

 

A:コンクリートだけだと寒々しい印象ですが、部分的に木を使っているので、暖かみがあります。ダイニングの装飾的な天井とリビングの杉の壁が気に入ってます。特に、杉の壁は斬新です。普通の団地のイメージからは、想像できないと思います。